
私にとって与那原家のそばは、沖縄そばのスタンダード。母親の実家のある与那原のおばあちゃんちから、ほど近い場所にあったので沖縄に来た時にはよく食べに行っていた思い出の味。幼い頃から与那原家のそばを知っていたものだから、東京で食べる沖縄そばはな〜んか違うなぁ、とずっと違和感を感じていた。しょっぱいというか、コクが違うというか。
あれからだいぶ大人になり、沖縄に住むようになってからも、たまに食べに行く与那原家の沖縄そば。気分や体調に合わせて、あっさり味とこってり味を選べるのも良いところ。店内は子供からお年寄りまで、幅広い層に人気の沖縄そば店です。




与那原家といえば、店内の大きな水槽が印象的。こんなカラフルなお魚は東京じゃ見れない!と、子供の頃はよく水槽を眺めていましたね〜。中には与那原の海岸でもよく見かけるルリスズメダイやクマノミが泳いでいました。今日は水槽前のカウンター席で沖縄そばを食べることにしました。
駐車場は店舗裏に有るので、車でアクセスする方も安心です。灰皿は店舗出入口付近に設置されてました。店内は禁煙になったのかもしれないですね。メニューは定番の沖縄そばから、カツが乗っているボリューム満点の創作そばまで、子供からお年寄りまで楽しめるバラエティ豊富なラインアップ。私が子供の頃は大きなワタリガニが乗っていた海鮮沖縄そば(浜そばだったかな?)があったと思うのですが、今はなくなってしまったようで、思い出のメニューになってしまいました。悲しい…。昔は329のすぐ向こう側は海が広がっていましたが、今は埋め立てで東浜が出来て立派な街になり、与那原町の発展を感じますね〜。



注文したのは、あっさり味の軟骨ソーキそば(並)。与那原家の人気No,1そばのようです。見よ、この軟骨のプルプル感。コラーゲンたっぷり。歯を立てなくてもトロけるように喉を通っていきます。そして味付けもイイ。名護の魚鉄の三枚肉と同様に、これぞまさしく沖縄の郷土料理といった味付けです。ひと口頬張れば、沖縄の海風や風土、文化を感じる、私にとってはまさに思い出の味わい。
コーレーグースは泡盛の香りが強めで、そばやソーキの引き立て役としておすすめです。泡盛が苦手な人にとっては、この風味が合わないかもしれませんが、個人的には与那原家のコーレーグースは好みでした。サンエーとか、かねひでで販売してくれないかな。
以上、与那原町の「沖縄そば専門店 与那原家」でした。ありがとうございました。
本日のお会計:
あっさり味の軟骨ソーキそば(並)820円
– お店情報
店名 | 沖縄そば専門店 与那原家 |
電話番号 | 098-945-8958 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 旧盆・正月 |
支払い | 現金 ※セルフ精算機。クレジットカード、電子マネーも使えるかもしれません。 |
禁煙/喫煙 | たぶん店内禁煙。 |
アクセス | 沖縄県島尻郡与那原町字与那原1040 Google map |
駐車場 | 有り。店舗裏。広め。 |